第11回-09 打ち込み式スレート板による床段差型枠の施工
ホテル、マンションなどの搭状建物では、床段差の型枠材はCON打設後に解体し、転用のため当該スラブ上に仮置きし、上階スラブ配筋後に荷揚げ再利用となる。そのため従来は、①次工程の資材(型枠、鉄筋、仮設材など)の置き場所が減少する。②型枠解体時の産廃(コンクリート殻など)が発生する。③型枠解体、片付、清掃などに労務が必要であった。本事例では、型枠を解体しない「打ち込み型枠」とすることで、①~③を改善し、5Sの徹底、労務不足の解消、産廃排出量の減少を実施したものである。【埋め殺し型枠、スレート板】