第10回-16 外部腰壁及び化粧RC柱のクラック防止、工程短縮の改善
鉄骨造工場の外部コンクリート腰壁が撥水材のみの仕上げになっていたものを、意匠性(見映え・躯体不陸)や品質(将来的な漏水リスク)の向上、アフター対応発生時の手間やコスト等を検証し、多少のコストアップにはなるものの、弾性系の吹付タイルに仕様変更を行った。また、化粧柱が鉄骨柱をコンクリートで囲う形状になっていたものを、施工性(型枠の施工性やコンクリート充填の難しさ)や工期、コンクリート打設精度の確保や将来的なクラック発生リスク等を検証し、鉄骨柱を金属パネルで囲った上での塗装仕上げへと仕様変更を行った。