第10回-15 高齢者・就労1年未満の労働者の災害防止
建設業界に於ける将来の担い手不足は深刻な問題である。若手の入職者も少なく、労働力確保のためにはどこの建設会社も高齢建設作業員、また就労1年未満の建設作業員の入職に頼らざるを得ない実態があり、こうした者達に対する安全確保・災害防止策が重要かつ難しい問題となっている。こうした中、社内で簡易なルール(専用ステッカーをヘルメットに貼り、決められたパートナーがお互いを監視する)を定め、見える化を実施する事で日常的に高齢作業員や若年作業員を意識し、日常的に目が行き届くようにした。【労務不足、新規参入、高年齢、未経験】